2021.10.12
皆様ごきげんよう、すっかり秋の風が吹いていますね。
お変わりないですか?新井です。
今回は防水層がいつから使われ始めたのか話したいと思います。
私調べですので間違っていたらごめんなさい。
防水の技術そのものの歴史は、古代文明まで遡りますが、
屋根や壁の雨対策を防水によって行うようになったのは、
比較的最近の事です。
陸屋根防水の始まりは、アメリカで1850年ごろ、当時、五大湖地方で製鉄産業が興り、必要なコークスを石炭から製造するとき、副産物として出るコールタール、ピッチは、最初、海に廃棄されたりしていましたが、
これらを紙やフェルトに染み込ませ、また、その積層に用いて防水層にしたものです、1868年に、
マイケル・エレ・Jr.がこの防水層の特許を取得したと記録されています。
当時、大都市では、電灯が普及する以前の照明の主流だったガス灯に用いる石炭ガスの需要が多く、
コールタール、ピッチはその製造の副産物であったとする説もあります。
アスファルト(当初は天然アスファルトを使用)を屋根防水に使うことも同じ頃に始まったようです。
タール、ピッチ、アスファルトなどの瀝青質材料は、勾配屋根では夏に軟化して流動してしまうので、
積層防水を用いる屋根の形態は必然的に陸屋根になり、低コストで建設できました。
そのため、1876年(明治9年)シカゴ大火、1906年(明治39年)のサンフランシスコ大震災の大火での
住宅需要をきっかけとして、陸屋根防水の採用が急速に進んだとされております。
日本で最初に屋上にアスファルト積層防水を用いた建物は
旧大阪瓦斯(大阪ガス)本社ビルとされており、1905年(明治38年)に竣工しています。
シート防水や塗膜防水の歴史はもっと新しく、日本ではシート防水は1950年ごろ、
ウレタン防水は1965年ごろ、住宅のバルコニーなどに多く使われているFRP防水は1980年ごろから普及し始めました。
日本はもとより、世界的にもまだまだ新しい技術ですね。(日本は特に)
またまた長くなりそうなのでこの辺で。
次回はシーリングの歴史について話ができればと思います。(気まぐれにはなりますが)
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今年の秋も短そうですね。
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