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雨仕舞と防水

2023.07.26

雨仕舞いと防水の違い

梅雨も明けて夏本番ですね。

熱中症に気を付けましょう。

雨漏りの問い合わせも多くなるなる時期なのでひとつ防水と雨仕舞のお話です。

この日本は温帯モンスーン気候に属し、

五月雨、梅雨、秋雨、霜降、霰(あられ)、霖(ながあめ)、霖雨、秋霖、

などなど、雨が季語になるお国柄です。

今の建物は古くより、雨から暮らしや建物を守るための仕組みが随所に施されています。

これらの工夫は屋根、外壁の形態、仕上げの工法(構法)、細部の収まりなど多岐にわたります。

いずれも雨仕舞いの原則、『雨を近づけない、水に逆らわない、二重三重の備え』に基づいて

先人が知識と経験を積み重ねて生み出した知恵の宝物です。

その手法と構造をきちんと理解していなければいくら工事を繰り返しても雨漏りは止まりませんし、

雨に悩まされ、雨が嫌いになってしまうかも知れません。

雨にも優しい雨、嬉しい雨、癒しの飴、勇気をくれる雨、怒りや悲しみを流してくれる雨、

など、心の状態にもよりますがたくさんあります。雨はただ降っているだけ、自然界の現象です。

災害等に遭われた方には不謹慎に聞こえるかも知れませんが雨を嫌いになってもらいたくはないです。

嫌いになったところで、ヤツは降りたい時に降り出しますから。

雨仕舞いと防水の違い

「雨仕舞い」って辞書で引くと、

「雨水の侵入や漏るのを防ぐこと、またはその手法」と出ています。

しかし、これでは「防水」との違いがはっきり分かりませんね。

次に「仕舞い」または「仕舞う」を辞書で引くと、

閉じる、なくす、他に片付ける、始末する、と出てきます。

つまり「雨仕舞い」を専門的に言い換えると、

「雨水処理」になると思います。

同じ雨漏りに用いる技術として「雨仕舞い」と「防水」はどう違うのでしょうか。

「雨仕舞い」は当然、直接雨を受ける屋根、外壁特有の言葉です。

対して、「防水」の適用範囲は特定の部位に限定されません。

防水の工法原理は、

「不透水性の材料の連続性を形成して水を浸透させない。」

(後日詳しく記事にしますが、防水には大きく分けてメンブレン防水とシーリング防水が有ります。)

防水や塗装の性能はその材料の特性を活かし、現場での施工管理が鍵を握ります。

また、防水材、塗装材には一般に有機溶剤を用いるためその耐用年数は長くはなく、長期にわたり使用するには定期的なメンテナンスが必須になることは欠かせません。

これに対して「雨仕舞い」は

「雨水が濡らす部位部材の形態と配置の選択によって表面や隙間の雨水を適切に処理し、不具合の発生を防ぐ。」

雨仕舞いは漏水防止だけではなく、雨がかり防止や汚れ対策、濡れに起因の劣化を軽減を含んだ広い概念です。

つまり、両方ともしっかりと出来て、十分耐久性のある、長期使用の際に、最小限のメンテナンスですますことができます。

お付き合いいただきありがとうございます。

常新では防水工事に特化した知識と技術、経験を元にコスパ良く最適な提案をいたします

ご自宅や、ご自身の持ち物の建物、あらゆる建物のご相談、お困り事、この機会にお話ししてみてはいかがでしょうか。

是非気になる方お気軽にお声がけください、調査、お見積もりはもちろん無料です。

夏本番、熱中症に気を付けてください。

雨でも晴れでも曇りでも雷でも喜んでお伺いいたします。

ご連絡お待ちしております

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